音色作成テクニック 基本は? アルゴリズム1で有効な音色作成方法を紹介します。はじめに音の輪郭(柔らかい音、きつい音)をきめます。これはOP1のマルチプル、キースケールレベル、トータルレベル、波形(基本的なものは1でだいたい作れます)をいじるとできます。 次に音の流れ(減衰なのか一瞬強くなってあと持続なのかetc...)を作ります。これはOP1のディケイ&サスティーン&エンベロープ、OP2のリリース、アタック、エンベロープをいじるといいでしょう。最後に全体的な音の強さを、OP2のトータルレベル、キースケールレベルで調整します。でも、これはあくまで基本なんで特殊な音を作るとなるとこれでうまくいかない場合もあるかもしれません。そういうときは自分の勘に頼るのみです!(爆アルゴリズム2は2つの音色を足したような感じになります。なので、チェレスタのように、キンっていうめっちゃ高い音(マルチプル高、減衰音)+コーンっていう音(マルチプル4くらい、持続音)といった2つの音色を足し合わせたような楽器に有効です。うまくやれば、これはアルゴリズム1でも可能です。 デクレッシェンドぽいことはできない? OP2のリリースレート、サスティーンレベルを16にしてみましょう。そっからリリースレートを減らすとデクレッシェンドのかかり具合が弱くなります。 極端な減衰音は? OP1は何でもいいのでOP2のエンベロープを減衰音、ディケイレートを16から小さくしてみましょう。しだいに減衰になるはずです。 ノイズ音を作るには? OP1の波形を8にして音色を作るとノイズが混じる場合があります。音色の形作りはOP2で行いましょう。 滑らかなストリングスを作りたい! ベース音色をストリングス2にします。OP1のAM変調をOFFにしてOP2のアタックレートとリリースレートを好みで増やしてください。キツイ音なのでやわらかい音にしたい方は波形をいじってみましょう。 強烈なビブラートをかける。 基本的には各OPのビブラートをONにして周波数を上げればビブラート回数が増えます。それでもできない場合はAM変調もONにしてみるといいでしょう。まぁ、モジュレーションを使うという手もあります。 微妙な音量調整 OP2のトータルレベルを下げる、サスティーンレベルを下げる等。 カッコイイシンセ音 フィードバックをかけて、エフェクト周波数を7.2や6.1にし、ビブラートを1〜4にして、モジュレーションをかけると2OP音色でも音色の幅がぐんと広がります。 歯切れのイイ音 ディケイレートとリリースレートをいじりましょう。リリースは短くするのがコツ。 前の音で次の音のアタックが無効になっちゃう これもディケイレートとリリースレートをいじりましょう。 クレッシェンドは? エンベロープを持続音にして、OP2のアタックレートを最大に! オススメの波形は? 波形5、6、7、8あたりでしょうか。波形1,2は普通っぽい音色しかできません。 広がりのある音色 リバーブはケータイでつかえないので、ディレイやモジュレーションとかを使うしかないです。ディレイというのは、よく擬似エコーの方法として紹介されてる2トラック消費するあの方法です。 |