発音関係

発音コマンドでは実際に音を出します。が、設定関係のコマンドで予め、(最低でも)音色、ボリューム設定をしておかないと音が聞こえません。

音階指定
【記号】A-G(#),N
【引数】音長式
【解説】A〜G#の基本12音階とオクターブ指定(Oコマンド)と組み合わせて音階を表現します。O-1C〜O9Gの128音階が使えます。音長式は省略可能で省略時はLコマンドで指定した音長が適用されます。一方、Nコマンドはパート変数の$Nで指定したノートナンバーを音階として発音するので、ドラムパートのように音階一定で発音するパートではNコマンドを使った方が判りやすいと思います。O-1C〜O9Gが0〜127に対応していますが、計算するのが難しい人はNコマンドを使わずドラムパートを記述するか、こちらの早見表を参照して見ると良いでしょう。
【例】
I0[164] %バスドラ
I1[166] %スネア
I2[16] %オルガン

0[I0 $N39 L4 NRN8N8R ]
1[I1 $N65 L4 RNRN ]
2[I2 L4G2O+C2O-A#AGF]

この例ではパート2はノーマルボイスで「ソ〜ド〜ラ#ラソファ」と発音します。パート0、1はドラムパートですが、一番最初に$Nでノートナンバーを指定しています。いずれも音階一定で、バスドラは「ドン R ドドッ R」、スネアは「R タン R タン」と発音します。ノートナンバーは音色ライブラリの音階指定の部分を参照して各自求めてください。わからない人は次の様に記述するといいです。

0[I0 O2D# L4 NRN8N8R ]
1[I1 O4F L4 RNRN ]
2[I2 L4G2O+C2O-A#AGF]

つまり、バスドラHの音階指定はO2D#、スネアMはO4Fと音色ライブラリに書いてますから、最初の音だけこれで指定して、あとはNコマンドでリズムを刻めば、ノートナンバーは保持されてるので常にO2D#、O4Fで発音することが出来ます。

ピッチベンド
【記号】P
【引数】開始音, 終了音, 音長, 分割比
【解説】開始音から終了音まで滑らかに音程を変化させます。ギターでいうチョーキングです。開始音、終了音では音階指定と同じ表記法を用いますが、音長は3番目の引数に指定するので省略します。また、使用可能音域は0〜7オクターブまで。オクターブ指定は音階の直前にOコマンドで記述してください。音長は音長式も使用できます。分割比は、開始音、終了音、ベンド中に伸ばす時間の比率を100分率で指定します。合計が100になるようにして下さい。わかりにくいと思うので例を見てみましょう。

P o3C, o4F#, 1, 15,50,35

これは、オクターブ3のド→オクターブ4のファ#へのピッチベンドです。音長は全音符で、開始音であるo3Cはその15%の長さ、ベンド中の合計音長はその50%の長さ(2分音符)、終了音であるo4F#は35%の長さで発音します。15+50+35=100となっていなければ音長がバグります。ここで指定したオクターブコマンドの値は保持されないので、ベンド終了後オクターブを終了音のオクターブにしたい場合はOコマンドをもう一度使う必要があります。