パート変数

そのパート内だけで有効になる環境変数です。

ノートナンバー
【コマンド】$N
【引数】0〜127
【初期値】64
【解説】O-1C〜O9Gの128音階をノートナンバー0〜127として$Nで設定し、Nコマンドで発音することができます。音階が一定で発音されるドラムパート等に使用するとよいと思います。また、音階指定にA〜G#を用いた場合、$Nにその値が自動的に設定されます。
【例】
0[ O-1C N4N8N8 O9G N2N2]

この例では、最初のO-1Cで$Nにノートナンバー0が自動的に設定され、N4N8N8でO-1Cの音が3回発音されます。そして次のO9Gでノートナンバー127が自動設定され、N2N2と2回O9Gの音が発音されます。(Nの引数は音長式を表しています。詳しくはマニュアル参照。)これをパート変数$Nを用いて記述すると、

0[ $N0 NNN $N127 NNN]

となります。Nだらけですね…。

クオンタイズレート
【コマンド】$Q
【引数】20〜100
【初期値】100
【解説】ゲートタイム(発音時間)を何パーセント分発音するか設定します。スタッカート処理などに便利です。例えば、

Q50A1B2

とすると、Aは2分音符分、Bは4分音符分しか発音されません。これは以下の記述と同じような意味を持ちます。

A2R2B4R4

キートランスポーズ
【コマンド】$KT
【引数】-11〜11
【初期値】0
【解説】指定位置以降のフレーズ全体を転調させます。-1で半音下がり、1で半音上がります。ノートナンバー$NとNにより音階記述をしているパート(ドラムパートなど)では転調しないので便利です。12でちょうど1オクターブ分の転調になるので、それはOコマンドを用いてください。トラック変数のKTはトラック全体をトランスポーズさせますが、パート変数のKTとの合計値が、最終的なそのパートのトランスポーズ量になります。

0[$KT1 CDE]
  は
0[C#D#F]

と同じ意味になります。トラック変数と併用すると、

0[$KT1 CDE]
$[KT1]
  は
0[DEF#]

と同じ意味になります。併用せず、トラック変数のKTで曲調を調整するのが一般的かと思います。