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環境設定

環境設定は「タグ+内容」で表現します。スペースや改行は無視されます。

タグ[内容を記述]

環境設定は定義順序が自由なので、音色設定などあんまし関係ないものは入力エリアの下の方、トラックデータは上の方に記述しておくと、作りやすいです。

トラックデータ
【タグ】0~31
【内容】コマンド列
【解説】トラックデータを記述します。パート0~15、16~31に記述されたトラックデータはチャンネル0~15に自動的に割り当てられます。チャンネルを任意で指定するには環境変数$Cを使います。
【例】チャンネル0で、音色ID0(ピアノ)、音量40、オクターブ4で、ドレミと鳴らすには

0[
 I0V40O4
 CDE
]

とします。次にチャンネル任意指定の例です。

0[I20C]
1[$C0E]
2[$C0G]

この例ではチャンネル0にI20(ロックオルガン)を設定し、トラック1、2を$C0コマンドでチャンネル0としてます。従って、ロックオルガンで「ドミソ」と同時発音されます。

曲情報設定
【タグ】ST,CR
【内容】文字列
【解説】STはSong Titleの略。設定した文字列が演奏中表示されます。一方、CRはCopyRightの略。こちらは演奏中表示されませんが、着メロファイルに著作権情報を埋めこむ目的で使用します。
【例】
ST[カエルの歌2002]
CR[Song by Fishbone]

フレーズ登録
【タグ】$0~
【内容】コマンド列
【解説】複数トラックに同じフレーズを使う際に使います。フレーズは何個でも登録できます。

$0[ L4 ABC ]

とフレーズを登録すると、次のようにしてトラックに展開できます。

0[ I49V49O5 $0 ]
1[ I1V60O4 $0 ]

上の例では2つのトラックに L4ABC が展開されます。登録されてないフレーズを使用した場合は何も展開されません。

0[ I49V49O5 $0 ]
1[ I49V60O4 $0 ]
2[ I1V50O4 $1 ]

$1は登録されてないので、何もないのと同じです。フレーズ登録は、同じ旋律を別音色でユニゾンしたり、同じ旋律を2度繰り返したりする際に用いると送信データの大幅削減ができます。

また、フレーズ環境の中にフレーズコマンドを記述して入れ子を表現する事も出来ます。

0[$3]
$0[$1ABC]
$1[R]
$2[$1EFG]
$3[$0$2]

上の例ではトラック0には次のように内部展開されます。

0[RABCREFG]

ただしフレーズ入れ子のネストは16までとなっています。

トラック変数
【タグ】$
【内容】コマンド列
【解説】トラックデータ全般に渡る変数を設定します。例えば、テンポ150、チャンネル2でバイブ連動とするには、

$[T150 VS2]

とします。設定可能な環境変数はこちら